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新潟はまだ小雨程度だったが、明日には本州接近で豪雨となる可能性もある。
非常に予想の立てづらいレースとなった。
基本的には開幕週でスピード能力が問われるレースとなり、
斤量の軽い3歳、牝馬が好走することの多いレースだが…。
【良での注目馬】
シルヴァーゼット
前走はクーヴェルチュールと差の無い2着。ハンデ差の接近を考えるとこちらを上位に取りたい。もともとはダートも実績ありで超高速馬場よりは多少渋った方が向くかも…。
クーヴェルチュール
前走は高速馬場を難なく先行抜け出し、スピード上位を見せた。開幕週で内外の差は少ないと思う。
【重での注目馬】
アイルラヴァゲイン
1000のスピードには多少疑問符が付くので重になるのは好材料だろう。オーシャンSでは今走のライバル(シルヴァーゼット、サチノスイーティー、スピニングノワール)に完勝。
シルヴァーゼット
重でもこなせれば魅力あり。前走はクーヴェルチュールと差の無い2着。ハンデ差の接近を考えるとこちらを上位に取りたい。
ナカヤマパラダイス
前走は重馬場、不利な先行外回しでも差の無い2着。直線競馬にも実績があり外枠も◎
ジョイフルハート
芝は2戦目ながら、その唯一の芝戦では圧勝。久々で、時計の実績が無いので取捨の難しい存在ながら楽勝でも不思議ではなく、惨敗もありうる。
こうした条件に強い馬(血統)がまず有力視される。
展開は逃げ馬ストーミーカフェ、スピード馬のニホンピロキースが行く可能性は高い。
ただストーミーの鞍上は柴田善。いつものような大逃げを打つかは疑問が残る。
基本的には荒馬場の消耗戦に向くタイプを狙いたい。
【注目馬】
サンバレンティン
前走は鉄砲。スロー内伸び馬場の大外差しで条件向かずも末脚は秀逸。今条件は昨年勝った福島記念と同じで前がやり合い後方有利になれば期待が持てる。
ユメノシルシ
それまでは逃げ一辺倒だった同馬。ところが前走は一転してマクリ差しがバッチリ決まった。2000に延長、消耗戦になるのはプラスになること間違いない。
アクレイム
格上挑戦で福島実績も無く、まだ信頼に欠く部分は多い。ただ同馬向きの条件にはなりそうで大外枠も今の条件なら良い。
【疑問の人気馬】
アドマイヤモナーク
安藤勝人気とは思うが、荒れた最内枠はマイナス。距離も小回り2000は短い感がある。
ヴィータローザ
いまいち掴み所の無い馬。消耗戦は合うとは思うが、どちらかと言えば高速馬場向きの感が強い。何といっても判断が難しいので、人気では買いにくい。
ニホンピロキース
本来2000は長いが近走高速馬場と展開に恵まれ好走している。充実していて怖い存在だが、同じ逃げ馬ストーミーカフェがいるのも邪魔。
前走は高速外差不利な条件の中、マクリ差しで2着は高評価。良馬場でのキレ脚勝負で魅力がある。ただ重では評価を下げたいし、2200の消耗戦でも不利だと思う。
2 ウオッカ 四位
何しろ横の比較が難しい。ダービーでは33.0の上がりで圧勝、スロー高速馬場なら51キロも手伝いココでも十分勝負可能と見るが、消耗戦となった場合に未知数。今春5戦目の疲労度も心配。キレ脚勝負の牝馬で、重馬場の場合も評価を下げざるをえない。
3 マイソールサウンド 角田
近走の成績を見るに評価を高める事はできない。
4 マキハタサイボーグ 和田
準OP勝ちからのG1挑戦。京都2400で持続勝負の好走歴は多いが、このメンツ相手にはキツイと見る。
5 ポップロック 武豊
能力的に見てもMAX値は上位評価できる。前走はドバイ帰りでも問題なく好調。キレ味勝負より消耗戦向き。先行馬の多い同レースは展開が向く可能性は高い。重実績もあり、馬場が緩んでも問題はない。
6 アドマイヤムーン 岩田
過去実績から見てもMAX値は高く、スロー末脚勝負ならば更に上位評価できる。ただ2200での消耗戦になった時のスタミナ面が課題といえる。重も歓迎とはいえない。ただ稍重の京都記念でポップロック以下を完封した実績は侮れない。能力で押し切る可能性もあり。
7 カワカミプリンセス 武幸
前走惨敗したが、牝馬相手なら頭一つ抜けた実力はある。牝馬戦を見る限りではタフな消耗戦は向くタイプ。ただ、急激な良化を期待できるのか…その部分の判断が難しい。
8 インティライミ 佐藤哲
しばらくレース内容は悪かったが、前走は復活の兆しを見せた。ただこのメンツ相手にの好走は厳しいだろう。
9 アドマイヤフジ 福永
前走は良い内容だった。先行持続質向きだが、このメンツ相手では善戦が一杯だろう。
10 アドマイヤメイン 川田
前走は他馬にハナを奪われ惨敗。今走は逃げ宣言をしているだけに無理にでも行く可能性もある。楽に行ければ強いタイプだが、先行馬が多いメンツでそう簡単にいきそうには無い。この馬の出方次第でハイペースもありえる。
11 ダイワメジャー 安藤勝
能力的には上位評価できるのは間違いない。マイル戦では持続質の流れで最も能力を発揮できるタイプではあるが、今走は先行馬揃いでスタミナが問われるレースになりかねない。稍重程度なら問題は無いが、もしかなりユルくなるようであれば評価は下げる。
12 トウカイトリック 幸
長距離戦のスタミナ勝負では良績が多いが、2200の高速馬場なら厳しい。ただ、グズグズの重馬場になれば出番はあるかも知れない。馬場条件に注意。
13 ファストタテヤマ 小牧
長距離でのスロー末脚勝負で良績を残すも、G1級のペースなら厳しいだろう。
14 シャドウゲイト 田中勝
京都金杯や大阪杯では思い切った逃げで好結果。ロングスパートから衰えない脚が魅力。ただテンから一気に行くスピードではなく、持続型の逃げが特徴。今走は逃げ馬が多く、鞍上田中勝の性格上でも逃げ戦法に出るかは疑問が残る。ただ重馬場には滅法強い!
15 アサクサキングス 松岡
きさらぎ賞・ダービーと逃げ戦法がハマったが、今回のメンツで逃げに出るかは微妙。若手の松岡が思い切った騎乗を見せる可能性もあり、注意が必要。控えた皐月賞では切れる脚は見えず、能力的には一枚落ちの感じはする。
16 コスモバルク 五十嵐冬
近走は思い切った逃げを打つ場合に良い結果が多い、持続質の流れが得意。ただ近戦、連続して好走が少なくプラス評価はしずらい。
17 メイショウサムソン 石橋守
瞬発力勝負の天皇賞を制したのには成長を感じた。レースに幅ができ安定感が増す。元々は持続質レースが向くタイプで、先行馬揃いの今走は同馬に向くと考えられる。重馬場も問題は無いと見る。あとは体調面の心配だけ。
18 ローエングリン 後藤
昨秋は差し競馬をするも、前々走の中山記念でテンから飛ばして快勝。今回も鞍上が後藤。思い切っていく可能性は十分ある。他馬が控えればスピード生かす可能性は高い。年齢増した今なら重馬場はむしろこの馬向きだと思う。
1 シェルズレイ
昨年ローズS(中京2000)で思い切った逃げを見せ、秋華賞でも見せ場を作った5着とMAX値はハイレベルと思う。距離的にはマイルまでがベスト。阪神は好走歴あり、重馬場実績は無いがクロフネ産駒のパワー系でこなせそうな気はする。ネックは長期休養空け。ただ休み明けローズSでも好走歴ありで過小評価は出来ない。 【狙い目:スロー・ミドルの先行、実績上位】
2 ニホンピロブリュレ
前走、駿風S(新潟1000)で前有利の向かない展開ながら差し込んできたのは評価できる。ただ過去に3着入線が1200までしか無く。前走からの大幅な距離延長はネックと考える。ここは見送りたいが、ただ前走の印象は良かったので注目はしたい。
3 スプリングドリュー
前々走の福島牝馬Sで大外一気、前走ヴィクトリアマイルは条件向かずも末脚は見せた。コスモマーベラスやサンレイジャスパーなどにも先着実績あり。距離的にも2200までの実績。阪神実績は無いが小回り得意で特に問題は無いと思う。ただ雨が心配なのと、開幕週の高速馬場で出番無しとも考えられる。【狙い目:前崩れ】
4 ソリッドプラチナム
前2走は条件合わずで見所無しだが、2000での末脚なら評価UPできる。エ女王杯では、このレース出走馬中最先着でMAX値は高い。それでいてハンデ53㎏は恵まれた。昨年の覇者ながら昨年は京都で、阪神での好走実績が無いのは気掛り。先行有利の高速馬場になるのもマイナス材料だと思う。【狙い目:前崩れ】
5 ミスベロニカ
まだ4戦目の3歳馬。情報が少なく正直わからない…。きたらゴメンナサイの馬^^;
6 ライラプス
過去にはローズSで3着などMAX値は高いが、近走の実績が悪すぎる。ただ前2走でダートを使い、変わり身を見せる可能性はゼロではない。ただ高速馬場では買いにくく、不良馬場にでもなれば面白い存在になる。【狙い目:不良馬場】
7 ディアチャンス
前走エメラルドS勝利。昨年ゴールデンホイップTでエイシンドーバーに僅差負け。開幕週で好位からスピードに乗っての粘り込みが持ち味。距離1800までしか実績が無いのはネック。良馬場で臨めれば大崩のないタイプと思う。【狙い目:良馬場なら】
8 ショウナンパントル
2歳時に阪神JFの勝利馬ながら、その後は見る影もなし…。正直、まだ引退してなかったの?というイメージ。来たらゴメンナサイ馬。。。
9 サンレイジャスパー
スプリングドリュー・ソリッドプラチナム・コスモマーベラスと同等の評価は出来る馬で、得意条件も差し追込み型で似通っている。ただ長い直線向きで小回りでの器用さはあまり感じられない。前残りの展開なら出番が無い可能性もある。重実績もそれなりにある為、それほど評価を下げなくとも良い。【狙い目:前崩れ】
10 コスモプラチナ
前走エメラルドSはディアチャンスの3着。高速小回りに恵まれた感もあり、内枠2頭の先行馬とのペースの兼ね合いがカギ。現状での能力的に、よほど条件が向かないと厳しい感はあるが… 【狙い目:先行でき行った行ったなら…】
11 コスモマーベラス
昨秋は充実していてMAX値としては上位評価できる成績。ただ前走ヴィクトリアマイルは展開向いた先行での惨敗は気になる所。距離的にはマイル~18がベストで、阪神2000ならスローにならないと厳しい感じはする。重適正は◎。【狙い目:スロー先行有利】
12 ヤマトマリオン
MAX値は、中の下評価といった所か。血統的にも高速馬場は不向き、少頭数とはいえ外枠も不利だろう。休養明けも買いにくく不利な条件の多いココは見送りが懸命だろうと思う。
『コース条件』
阪神で約2ヵ月ぶりの開幕週。内回り2000で内枠・先行有利。ただシェルズレイ・ニホンピロブリュレが内枠に入り、前へ行きたいコスモプラチナもいる。コスモマーベラスが控えれば前有利になりそうだし、前がやりあえばサンレイ、ソリッド、スプリング辺りが浮上してくる。